【お詫びと訂正】 5月9日発売の『Smart FX』81ページの2カ所に間違いがありました。
●1カ所目:「セブンインベスターズ ミラートレーダー」の説明文
[正]300種類以上のストラテジーを活用でき、プログラムを作成する必要がないのが最大の特徴。ブラウザ で稼働するので
インストールの手間がなく、パソコンを起動させなくても24時間取引は執行される! -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
●2カ所目:「セブンインベスターズ 7FX Meta Trader 4」の説明文
[正]プログラム言語がわからなくてもEAが作成できるシステムトレードプログラム作成ツール「EA Generator」 を提供。
クリックだけで独自の自動売買プログラムが作成できる。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
上記が[正]となります。
読者の皆様、ならびに関係各位の皆様にお詫び申し上げ、ここに訂正いたします。
特集

「マンガでわかる。」風雲マネー塾(12月の一手)[其ノ二 投資戦略編]欧米の債務問題は一時的に収束。ドル反発へ


混沌とした欧州債務危機に一筋の光が見えてきた。日本の介入も下支えし、米ドル/円のダウントレンドは転換?

日本の介入効果アリ。米国、再格下げでもドル売りは加速せず。

10月末の欧州首脳会議で、ようやくギリシャ国債の50%ヘアカット(債務減免)、1000億ユーロ規模の銀行資本増強、および1兆ユーロ規模へのEFSF(欧州金融安定化基金)拡大が合意されました。

これらの措置は債務問題を根本的に解決するものではなく、詳細決定や実施が遅れるリスクもありますが、危機拡大を防ぐ “防火壁” の役割を果たすため、ユーロ売り局面の “終わりの始まり” となる可能性が出てきました。

一方、米国の債務問題については、来年度予算案がスムーズに議会を通過しなかったり、追加的な財政赤字削減策の議論があったりなどと不透明な状態が続きました。

11月には超党派委員会の議論も期限を迎えるため、米国債のさらなる格下げリスクが残り、為替市場ではユーロ圏から米国へと問題国が循環物色されるような状況です。

しかし、格付けがさらに引き下げられるとしても、外国人投資家の米国債需要がドルに大きく影響をもたらすとは思えません。このため12月にかけては、ソブリン危機の循環物色が一巡し、投資家のリスク回避傾向からくる円高圧力も後退するとみられます。

米国経済を見ても、市場心理は悪化していますが、実際の個人消費は堅調で企業利益の伸びも続いていることから、雇用面でも緩やかながら伸びは続くとみられます。

こうした中で、これまでのユーロ圏債務問題などを受けて逃避資金の受け皿となっていた米国債からの資金流出が起こっています。これを受けて米国長期債利回りが持ち直しつつあり、米ドル/円は自律反発を見せる可能性が高まっている状況です。

また、ドルは年末にかけて米銀の市場へのドル供給抑制に加えて、金融機関の期末のドル需要や米国企業の利益送金などを受けた季節的な需給の逼迫を背景に下支えされやすくなっています。

10月31日には、日本の当局が円売り介入を実施したことも米ドル/円を下支えしています。これに米ドル/円の自律反発が加われば、ドルの最安値を更新し続けてきたダウンサイドリスクは弱まったといえるでしょう。

【今月の先読み軍師】
山本雅文(MASAFUMI YAMAMOTO)
バークレイズ銀行チーフFX ストラテジスト

日本銀行で10 年にわたり重要な為替取引や調査に従事。その後、日興シティグループなどを経て、現職。特に欧州経済に詳しい。


【為替チャート編(今月の知略)】
「75日移動平均線」で中期トレード!
75日線に近づいたら素直に逆張りでトレードしよう!

サブプライム・ショック以降、ほぼ円高一直線の米ドル/円。いつ円高が止まるか気になるところですが、相場のトレンドを読むタイプのテクニカル指標を見ると、やはりほとんどの指標が中長期的な円高トレンドを示唆……。

そこで、今回は数週間から3カ月の間に数回売買する “円高に逆らわない” 中期トレード法を紹介します。中期スタンスの取引で上値のメドとするのは「75日移動平均線」。移動平均線とは、この場合なら毎日75日間の終値を足して75で割った平均値をつないだ線で、最もポピュラーなトレンド系テクニカル指標です。

超長期的なトレンドを読む場合には200日線がダマシに遭いにくく有効ですが、トレンド転換の早期発見には不向き。上の図を見ても、下降トレンドは読み取れても、売買ポイントはわかりません。

そこで、日数を短くした短い75日線を使います。5月以降の4つのポイントで、上値が75日線にキレイに抑えられています。ただ、史上最高規模となる10月31日の約8兆円の円売り介入では、さすがに75日線を上抜けて200日線付近まで上昇。今後、上昇トレンドに転換した場合には、75日線が下値支持線として機能するため、近づいたら「買い」の戦略が有効です。逆に介入効果が限定的で中長期のトレンドが変わらず、75日線を下回った場合には、75日線を上値メドとして、近づいたら「売り」と考えます。

【今月のテクニカル軍師】
福島 理(TADASHI FUKUSHIMA)
マネックス証券 マーケティング部

テクニカル分析はもちろん、投資家の売買動向からマーケットの動きまで熟知。日本テクニカルアナリスト協会会員。


【個人投資家編(今月の戦果)】
強欲が裏目に…。ユーロに翻弄された10月

ユーロ/米ドルの売りポジションを15枚持っていて、10月3日時点で+約37万円に!

いつもならここはホクホクで利益確定をする場面なのですが、今回は欲に負けました。

ユーロ圏の不安定感が強まる中、「1.31ドルを下に抜ければ、次は今年1月10日につけた1.2872ドルが目標ラインか。そうなると……+約71万円☆キラーン!」なんて妄想していました。

しかし、無情にもユーロは反転(涙)し、結局ロスカットで約15万円の負け。

途中でユーロ/円の買いで小銭を稼ぎ、収支はぎりぎりプラス圏内に。リスクを取って利益を拡大させることも重要ですが、強欲はいけません……、と反省の10月でした。

【今月のトレード将軍】
川島寛貴(HIROTAKA KAWASHIMA)
マスチューン

FXのSNS(交流サイト)「みんなの外為」を運営。自身でもFXやCFDに挑戦するサラリーマントレーダー。


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この記事は「WEBネットマネー2012年1月号」に掲載されたものです。


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