| 【お詫びと訂正】 |
5月9日発売の『Smart FX』81ページの2カ所に間違いがありました。
●1カ所目:「セブンインベスターズ ミラートレーダー」の説明文 [正]300種類以上のストラテジーを活用でき、プログラムを作成する必要がないのが最大の特徴。ブラウザ で稼働するので インストールの手間がなく、パソコンを起動させなくても24時間取引は執行される! ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ●2カ所目:「セブンインベスターズ 7FX Meta Trader 4」の説明文 [正]プログラム言語がわからなくてもEAが作成できるシステムトレードプログラム作成ツール「EA Generator」 を提供。 クリックだけで独自の自動売買プログラムが作成できる。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 上記が[正]となります。 読者の皆様、ならびに関係各位の皆様にお詫び申し上げ、ここに訂正いたします。 |
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亀井幸一郎が金の魅力と今後を解説今年のテーマは「テールリスク」と新興国中銀の金購入
東日本大震災やギリシャ・ショックに揺れた2011年。めったに起こらないリスクが生じたからこそ、金が買われた1年となった。2012年はさてどうなる? 亀井幸一郎が最新の金マーケットを斬る!
さて一言で「リスク」といってもさまざまなものがある。起こりそうにないが、起きればリスクの度合いが大きいというものがあり、「テールリスク(Tail Risk)」という。X軸に損失の程度を、Y軸に発生の可能性をとった確率分布を示す中央部が高くなる山形のグラフの右端部分を「頭(Head)」とし、左端部分を尻尾(tail)とするリスク分布で、左端に当たる「尻尾(tail)」の部分に位置することから英語表記でこのように呼ばれている。ここに来て、内外の機関投資家の間で関心が高まっている分野でもある。
その最たるものが日本ならば、昨年発生した東日本大震災による津波被害と原発のメルトダウンとなる。金融市場に目をやると、従来感覚では「テール」に近い部分、すなわち通常は起きない出来事がめじろ押し状態となっている。新興国ではなくギリシャなど歴史のある欧州諸国の国債がデフォルト(債務不履行)にさらされることはほんの数年前までは想像もできなかった。さらに「ねじれ議会」と指摘される米国議会では、秋の大統領選挙を控え、すでに昨年夏の段階で民主党・共和党双方の対立が激しく、国家債務の法定限度を上げる話し合いが難航するということがあった。そのあおりで米国債の利払いと償還が滞る可能性が高まり、米国債に一時デフォルト騒動が起きた。結局、事なきを得たがテールリスクを意識させる出来事だった。
その余波で米国債は一部の格付け会社から格下げされ最高格付けを失うことになった。いまユーロ圏のドイツやフランスといった国の最高格付けの国債も格下げ方向で見直しが進められている。
主要国の国債といえば、その通貨に匹敵する安心できる資産である。そうした資産にも、〝不信〞の影が忍び寄っているのだ。こうした中、新興国の中央銀行による、外貨準備として金を買い増す動きが続いている。昨年も当欄で紹介したが、その規模がさらに膨らんでいるのだ。2010年は通年で77トンの買い越しに終わったが、2011年は判明している9月までの分だけで約350トンにも上り、11月にはトルコ(41トン購入)という新顔が加わった。通年では450トン前後になったとみられる。
ユーロ崩壊というまさにテールリスクを前に、この金への買いは2012年も続くと思われる。
亀井幸一郎マーケット・ストラテジィ・インスティチュート代表
中央大学法学部卒業。山一證券に勤務後、日本初のFP会社MMIを経て金の国際広報機関WGC入社。現在、市場分析や執筆講演など、幅広く活躍中。
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この記事は「WEBネットマネー2012年3月号」に掲載されたものです。



