| 【お詫びと訂正】 |
5月9日発売の『Smart FX』81ページの2カ所に間違いがありました。
●1カ所目:「セブンインベスターズ ミラートレーダー」の説明文 [正]300種類以上のストラテジーを活用でき、プログラムを作成する必要がないのが最大の特徴。ブラウザ で稼働するので インストールの手間がなく、パソコンを起動させなくても24時間取引は執行される! ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ●2カ所目:「セブンインベスターズ 7FX Meta Trader 4」の説明文 [正]プログラム言語がわからなくてもEAが作成できるシステムトレードプログラム作成ツール「EA Generator」 を提供。 クリックだけで独自の自動売買プログラムが作成できる。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 上記が[正]となります。 読者の皆様、ならびに関係各位の皆様にお詫び申し上げ、ここに訂正いたします。 |
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「マンガでわかる。」風雲マネー塾(今月の討伐)[其ノ三 投信 基本編]分配金の払い出しが過去最高水準です
毎月分配金の「利回り」が注目されるようになったのは、投信の純資産総額が急激に減ったリーマン・ショック後。「利回り」の高さにばっかり注目していてはいけない!
通貨選択型の登場で分配金の払い出しがますます増加中
2011年は、世界各国のマーケットが方向性を見出せずもがき苦しみました。欧州の財政問題に加え、独裁者と呼ばれる人物の失脚・死去という政治情勢の変動にも金融市場が振り回されました。日本では、東日本大震災の影響が株式市場に重くのしかかったほか、コーポレートガバナンスが問われる事例も相次ぎました。さらに為替市場では「質への逃避」から円が買われたことで主要通貨に対して円高が進み、マイナス材料ばかりが目立った年となりました。
毎月分配型ファンドの既払い分配金の合計額を基準価額で割った、いわゆる「分配金利回り」についてリッパージャパンが集計を行なったところ、2011年の平均値が過去最高水準に到達する見通しとなったことがわかりました。
今や国内追加型株式投信残高の約7割を占める毎月分配型ファンドは、2008年のリーマン・ショックを境に、より高い分配金を支払うファンドへと人気がシフトしたという経緯があります。不安定で先の見えない市場環境が続く中、「中長期の値上がり益を受けるよりも足元の分配金が欲しい」という考え方が一般化し、いつからか「分配金利回り」あるいは「分配率」という単語も広く使われるようになりました。
この現象に拍車をかけたのが通貨選択型の登場です。2009年以降は2ケタ台の利回りを確保するファンドも珍しくなくなりました。
ただ、既払い分配金の1口当たりの合計額だけを見ると、実は2007年に最も高い水準を記録していたことがわかります。これは当時の好調な市場環境を反映し、特にREIT(不動産投信)を組み入れたファンドで、キャピタルゲイン(原資産価格の上昇による利益)の払い出しであるボーナス分配が積極的に行なわれ、全体の数値が引き上げられたためです。
現在は、原資産価格が右肩上がりの伸びを見せていた当時のような市場環境にはありません。しかし為替や金利差といった世界中のマーケットの〝ゆがみ〞を利用することで高分配を実現するファンドが増えたことから、年間分配金合計額でも2007年に次ぐ高い水準を記録したのです。
また、利回りについては、基準価額の下落に伴う押し上げ効果が出たという点も否定できません。基準価額が下落すると、同じ手元資金でより多くの口数を購入することができ、理論上は受け取る分配金の総額も増えます。しかし、それは同時に元本部分に相当する純資産の価値の低下をも意味します。分配水準が変わらずとも基準価額が恒常的に値下がりを続けている場合、利回りは理論上上昇しますが、元本の取り崩しによって分配金が捻出されている可能性もあります。
なお、この「分配金利回り」は、投資信託協会が公表しているわけではなく、あくまで販売会社や運用会社が独自に算出しているものです。細かい算出条件の違いによって数値に若干の差が生じるということは覚えておいたほうがいいでしょう。

【爆笑マネー漫画投信編】外見にだまされて、家康危うしの巻
分配金の利回りが最高水準だった昨年。家康が買った投信の基準価額は下がっていた。見かけにとらわれてはいけないと学んだ家康はひさしぶりに行った城下町で……。

【今月の投信師匠】篠田尚子(SHOKO SHINODA)
トムソン・ロイター・マーケッツ
リッパージャパンに所属するファンドアナリスト。情報量の多さと分析の鋭さは天下一品!
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この記事は「WEBネットマネー2012年3月号」に掲載されたものです。



