特集

信用取引制度改正ウルトラ活用術!信用取引手数料&金利最前線!

制度見直しに伴う信用取引の利便性アップは、証券会社にとっても投資家囲い込みの絶好のチャンス。1月4日の新制度スタートに素早く対応すると同時に、積極的に手数料や金利を引き下げて、「ウチの信用取引が断然有利!」とアピールしている。もっとも、各社で設定が異なっており、自分にとってどこが一番おトクなのかを把握しづらいのも事実。そこで、このコーナーで最新事情をバッチリ整理しよう!


デイトレ限定なら松井証券の手数料ゼロが最も有利だが…
手数料や金利の負担が軽くなるのは大歓迎だが、料金体系が複雑になって、どこが最も有利なのかがすぐにピンとこないのも困ったもの。ズバリ、断然ローコストなのはどの証券会社なのか? ファイナンシャル・プランナーで自らも現役トレーダーの新田ヒカルさんは、こう答える。

「デイトレを大前提としている人なら、約定金額にかかわらず手数料がゼロの松井証券で決まりでしょう。デイトレではない場合も、新規約定代金4億円以上のトレードを仕掛けられるならカブドットコム証券、月間累計取引金額20億円以上の資金を動かせるなら岡三オンライン証券が手数料ゼロになります」

つまり、デイトレーダーか大口トレーダーなら、手数料負担は一切ナシということだ。しかし、現実には小口の投資家のほうが圧倒的に多数派であるはず。そういったナケナシの元手をつぎ込んでいるトレーダーに優しいのはどこなのか?

「主要ネット証券を相対比較してみると、約定金額を問わずGMOクリック証券が他社よりも割安な設定になっています」(新田さん)

もちろん、デイトレードやスイングトレードに作戦を絞っていない人は、長くポジションをホールドするケースを想定し、金利負担にも注意を払うべき。1%以上の差が生じるケースもある。

当然ながら、投資にかかるコストは低いに越したことはない。だが、信用取引で最も重要なのは、綿密に資金管理を行ない、リスクをしっかりコントロールすることだ。

最前線POINT-1 手数料・金利は下がりまくっている!
投資家サイドとしては、せっかくの利益を目減りさせてしまう手数料&金利の負担は軽ければ軽いほどウレシイ! 信用取引の利用者が多いネット証券では、「ここでライバルに引けをとっては一大事!」とばかり意気込んで、大盤振る舞いの引き下げを敢行している。自分の資金量や売買頻度ならどこが最も有利になるのかを冷静に見極めよう!

最前線POINT-2 5000万以上の大口取引への優遇がスゴくなった
新たな手数料&金利の体系は各社各様の設定になっているが、概して大口の取引であればあるほど優遇内容がグレードアップするということだ。資産を持たざる者にとっては悔しい限りだが、投資の世界では資金量が豊富な人ほど有利なトレードができるのは当然のことわり。小口の投資家も諦めずに、まずはせっせと利益を積み上げ、いつか大口の座まで駆け上がっていこう!

最前線POINT-3 取引枚数によって優遇する「プラチナ系」が流行
こちらも要するに大口顧客優遇なのだが、取引枚数に応じてクラス分けし、手数料を段階的に引き下げるという方式を採用するネット証券も出てきている。これまで相応の枚数で大勝負してきたトレーダーにとっては、見逃せないポイントだろう。ただし、いくら手数料が安くなるからといって、ついつい自分のリスク許容度を超えた枚数のポジションを建ててしまうのは禁物だ!


新田ヒカル
ファイナンシャル・プランナー

株に限らず、信用取引やFX、先物など多岐にわたって幅広い知識を持つ投資家兼評論家でもある。スマホなどの知識も豊富でIT系にも非常に詳しい。

この記事は「WEBネットマネー2013年3月号」に掲載されたものです。


バックナンバー

今、個人投資家が「買いたい株+売りたい株」

買いたい株

売りたい株

1【6542】
FCホールディングス
2【3022】
山下医科器械
3【3758】
アエリア
4【1301】
極洋
5【2425】
ケアサービス
Powered by みんなの株式

為替チャート

オススメ証券会社

株価検索

株価検索