SOURCE3●ETF
個別株ファンの一部が、
レバ2倍ETFに乗り換え

「2015年の株式市場のヒット商品は、誰が何と言おうと、『レバレッジETF』でしょう」と言うのは、ネット証券の幹部。
ETFとは上場投資信託のことで、一般の株式同様、いつでも売買ができる金融商品だ。なかでも、対象となる指標の値動きに対してそれ以上のパフォーマンスを示すのが「レバレッジETF」と称されるものだ。
たとえば「日経レバレッジ指数ETF」は、その名の通り日経平均株価に連動するETFで、日経平均の前日比2倍の値動きになるよう設計されている。日経平均が前日比1%の上昇なら、ETFは2%程度の上昇となるわけだ。一方、「日経ダブルインバース指数ETF」は、日経平均が下落すれば収益が発生するETFで、こちらも下落率に対してパフォーマンスは2倍になるように設計されている。
「このところ、個別株でなかなか収益を出せなかった投資家が、これらのETFに流れています。トヨタ自動車やファーストリテイリングといった大型株をしのいで日々の売買ランキングトップに顔を出すことも日常茶飯事となりました」(前出のネット証券幹部)
さて、そのような中、野村アセットマネジメントが、3本の人気ETFについて設定申し込みの受け付けを一時停止している。同社の広報担当者によると、「運用資産規模を適正な範囲に維持するために、設定申し込みの受け付けを一時的に停止しています。ただ、売買自体は従来通り可能で、一般の投資家にとっては影響はない」とのことだ。


SORCE4●為替
2016年の米ドル/円は、
二進一退でドルの独歩高へ

1ドル=120円台でスタートした2015年の米ドル/円相場は、1年を通して年初よりも円安水準で着地しそうだ。これで2012年から4年連続で円安トレンドが継続していることになる。では、2016年以降もこのトレンドは継続するのか。この問いに対し、岡三オンライン証券の武部力也氏は言う。
「まず、頭に入れておきたいのが日米欧の3極通貨のファンダメンタルズです。先日、ECB(欧州中央銀行)が追加の金融緩和を発表しましたが、これは2017年3月まで継続する見通しです。同じく、日銀も金融緩和の真っただ中。一方、これと真逆の政策をとっているのが米国です。つまり、3極通貨でいえば、2016年はドルの独歩高となる公算が高いでしょう。ただし、米国については、市場にインパクトを与えないようにスローな利上げとなるはず。そういった意味では、二進一退でのドル高となりそうです」
折しも、12月3日には、予告通りECBが利下げに踏み切ったが、その内容はマーケットの満足のいくものではなく、追加の金融緩和にもかかわらずユーロ高(ドル安)が進行した。
「今後もユーロや日本円が当局の政策や政府要人の発言によって買われ、一気にドル安方向に振れることがたびたび起こるはず。しかし、根底にはドル高のファンダメンタルズがあることから、行きすぎたドル安は、逆張り投資家に有利になりそうです」と武部氏は言う。


※この記事は「ネットマネー2016年4月号」に掲載されたものです。


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