GemforexとBigBossはどっちを使えばいいの?
GemforexとBigBossはどちらもボーナスを豊富に提供している業者で、それぞれ別の良さがあります。
どちらを利用するべきかはトレードスタイルや、安全性やスプレッドなど重視するポイントで異なってきます。
本記事ではGemforexとBigBossを9つの項目で比較し、どちらがおすすめかを徹底的に解説していきます!
本記事を読めばそれぞれのメリット・デメリットから、どちらを利用するべきかが分かります!
- Gemforex、BigBossの会社概要
- GemforexとBigBossを9つの項目で徹底比較
- どっちがおすすめかを解説
Gemofrexの会社概要・基本スペック
まずはGemforexの会社概要や基本スペックを紹介していきます。
項目 | スペック |
---|---|
口座タイプ | 5種類 |
最大レバレッジ | 5,000倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット |
最大ロット数 | 50ロット |
基本通貨 | USD・JPY |
通貨ペア | FX:41種類 貴金属:3種類 エネルギー:2種類 株価指数:10種類 |
ロスカット水準 | 20% |
ボーナス | 豊富 |
プラットフォーム | MT4/MT5 |
約定力 | 078秒以内の約定が99,99% |
入金方法 | ・銀行送金 ・仮想通貨 ・クレジットカード ・電子ウォレット |
出金方法 | ・銀行送金 |
サポート | 日本語対応 |
口座タイプは5種類
Gemfoerxの口座は全部で5種類あり、豊富な選択肢から選べます。
それぞれの簡単な特徴は次の通り。
- オールインワン口座
ボーナス・EAが使えるスタンダードな口座 - ノースプレッド口座
スプレッド0.0pips~、取引手数料無料 - レバレッジ5,000倍口座
制限は多いがレバレッジは驚異の5,000倍 - ガチゼロ口座
招待性。全銘柄のスプレッドが0pips固定 - ミラートレード専用口座
名前通りミラートレード専用口座。裁量取引は不可能
これからGemforexの口座を作るならオールインワン口座がおすすめ!
オールインワン口座は初心者向けでボーナスが受け取れるよ!
Gemforexは2つの金融ライセンスを所持
Gemforexはモリーシャスとセーシェルの2つの金融ライセンスを所持しています。
項目 | 情報 |
---|---|
モリーシャスの金融ライセンス番号 | GB21026813 |
ライセンスの種類 | FS-4.1 Global Business Corporation SEC-2.1B Investment Dealer (Full service dealer excluding underwriting) |
セーシェル金融ライセンス番号 | SD116 |
ライセンスの種類 | Securities Dealer License |
2022年以前まではモリーシャスの金融ライセンスしか所持していませんでしたが、公式サイトには新たにセーシェルの金融ライセンスが追加されていました。
海外FX業者であればライセンスを1つ所持していれば一定の信頼が得られますが、2つ目のライセンスを得たことによってGemforexの信頼度は高まったといえるでしょう。
セーシェルの金融ライセンスはマイナーのため信頼度は中程度といったところです。
現状Gemforexはダブルライセンスという形ですが、以前ニュージーランドからモリーシャスの金融ライセンスに乗り換えた経緯があるので、今後も変更の可能性はあります。
BigBossの会社概要・基本スペック
続いてBigBossの会社概要や基本スペックを見ていきましょう。
項目 | スペック |
---|---|
口座タイプ | 3種類 |
最大レバレッジ | 1,111倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット |
最大ロット数 | 50ロット |
基本通貨 | USD・JPY |
通貨ペア | FX:38種類 貴金属:2種類 エネルギー:2種類 株価指数:7種類 |
ロスカット水準 | 20% |
ボーナス | 豊富 |
プラットフォーム | MT4/MT5 |
約定力 | 078秒以内の約定が99,99% |
入金方法 | ・銀行送金 ・bitwalelt ・クレジットカード ・BXONE ・暗号通貨 |
出金方法 | ・国内銀行送金 ・biwallet ・BXONE |
サポート | 日本語対応 |
BigBossの口座タイプは3種類
BigBossの口座タイプは全部で3種類です。
それぞれの口座タイプの特徴は次の通りです。
- スタンダード口座
業界トップのスプレッドと約定力 - プロスプレッド口座
ボーナスOKで低スプレッドを提供 - CRYPTS口座
仮想通貨の現物取引専用の口座
CRYPTOS口座とは、BigBossがプロデュースする仮想通貨取引所の「FOCREX」がアップグレードしたもので、BigBossのFXアカウントとスムーズに連携できます。
多機能なプラットフォームが利用でき、今後も銘柄が増える予定となっているのでぜひ利用してみてください。
BigBossはSVGの金融ライセンスを所持
BigBossはセントビンセントのライセンス(SVG)を所持しています。
サポート会社 | Prime Point LLC |
サポート会社住所 | 1/F, First St Vincent Bank Ltd Building James Street Kingstown St. Vincent and the Grenadines |
ライセンス | LICENCE NO. :380 LLC 2020 |
SVGの金融ライセンスはBigBossのほかにLand-FXやIS6FXといった業者が取得しています。
SVGライセンスの取得は基準が緩いため、信頼度は高いとは言えません。
GemforexとBigBossを9個の項目で徹底比較
それではGemforexとBigBossを9個の項目で徹底的に比較していきます。
今回比較する項目は次の9個です。
- 金融ライセンスで比較
- 信託保全・分割管理制度
- 取引方式
- 入出金
- ボーナス
- レバレッジ・レバレッジ制限
- ゼロカットシステム・ロスカット水準
- スプレッド
- スキャルピング
この9項目の比較を見れば、自分にどちらの業者が適しているか理解できるはずです!
それでは比較を見ていきましょう。
金融ライセンスの信頼度はどちらも中程度
GemforexとBigBossの金融ライセンスを比較してみると、信頼度はどちらも中程度といます。
Gemforex | BigBoss | |
---|---|---|
金融ライセンス | ・モリーシャス ・セーシェル | セントビンセント(SVG) |
ライセンス番号 | ・モリーシャス:GB21026813 ・セーシェル:SD116 | 380 LLC 2020 |
信頼度 | 中 | 中 |
Gemforexは2つのライセンスを所有しているため、1ライセンスのみのBigBossよりはやや信頼度が高いです。
どちらも海外業者のため、金融ライセンスを所持しているだけでも一定の信頼があります。
より安全性の高いライセンスを求めるなら、ギプロス(CySEC)やイギリス(FCA)など、審査基準が厳しいライセンスを所持している業者がおすすめです。
このような取得難易度の高いライセンスは信託保全や分割管理が義務付けられているため、安全性は非常に高くなります。
BigBossには信託保全制度がある
どちらにも分割管理は義務付けられていますが、信託保全があるのはBigBossのみです。
- 信託保全:FX業者の破綻時に顧客の資金を補填する制度
- 分割管理:顧客の資金を会社の運営資金とは別に管理すること
両者の信託保全・分割管理の有無は次の表になります。
Gemforex | BisBoss | |
---|---|---|
分割管理 | 〇 | 〇 |
信託保全 | 〇 | × |
信託保全がある分、業者の破綻時の安全性はBigBossの方が高いです。
「経営破綻とかほとんどないし大丈夫でしょ」と思う気持ちも分かりますが、これまでに撤退したFX業者は少なくありません。
分割管理や信託保全を過信しすぎずに、別の業者で複数の口座をもっておくだけでも十分なリスクヘッジになります。
どちらもNDD方式を採用している
取引方式について、どちらも公式サイトに「NDD方式である」と記載されてはいます。
Gemfoerxに関してはボーナスの奮発や出金規制の強化から「本当はDD方式なのでは?」という噂がありますが、真相は定かではありません。
DD方式とNDD方式の違いは次の表をご覧ください。
DD方式 | NDD方式 | |
---|---|---|
会社の利益 | トレーダーの損失 | スプレッドなどの手数料 |
スプレッド | 狭い | 広い |
取引の透明度 | 低い | 高い |
どちらも一長一短ありますが、取引の透明度はNDD方式の方が高いです。
DD方式の業者は国内業者に多く、スプレッドこそ狭いですが、ストップ狩りや意図的なレートの操作、急激なスプレッドの拡大が完全にないとは言えません。
GemforexとBigBossに関してはどちらもNDD方式であり、あからさまに顧客に損失出させる行為をする可能性は低いでしょう。
入・出金の豊富さはBigBoss(bitwallet可)
多くの入金方法や出金方法を選択したい場合はBigBossがおすすめです。
Gemforex | BigBoss | |
---|---|---|
入金方法 | ・銀行送金 ・仮想通貨 ・クレジットカード ・電子ウォレット | ・銀行送金 ・bitwalelt ・クレジットカード ・BXONE ・暗号通貨 |
出金方法 | 銀行送金のみ | ・国内銀行送金 ・biwallet(利益出金OK) ・BXONE |
特に出金手段に関しては、Gemforexが銀行送金のみであることに対し、BigBossは銀行送金のほかにbitwalletに対応しています。
さらにBigBossのbitwalletは、「利益額の出金OK」「別の入金方法からbitwalletでの出金OK」と、出金に関してはかなり寛容です。
マネーロンダリングの取り締まりを強化している業者が多い中、手数料の安いbitwalletで利益額が出金できるBigBossは、トレーダーにとってありがたいはずです。
ボーナスキャンペーンはどちらも豊富
Gemforex・BigBoss共に、ボーナスには力を入れています。
Gemforex | BigBoss | |
---|---|---|
口座開設ボーナス | 1~3万円 | 0~5,000円 |
入金ボーナス | 100%入金ボーナス | 100~110%入金ボーナス |
常時開催ボーナス | 1,000%入金ボーナスジャックポット | BigBossポイント(BBP) |
その他のボーナス | ・お友達紹介ボーナス ・乗り換えボーナス | なし |
口座開設ボーナスならGemforex、入金ボーナスはほぼ互角といったところです。
「BigBossポイントって何?」という方のために、少しふかぼって解説します。
BigBossポイント(BBP)とは?
BigBossでは取引するごとにBigBossポイント(BBP)と呼ばれるポイントが自動で貯まります。
このBBPは「6BBP=$1」でボーナスに変換することができます。
スタンダード口座 | プロスプレッド口座 | |
---|---|---|
もらえるBBP | 16BBP/1ロット | 6BBP/1ロット |
BBPをボーナスに変換 | $2.66(約350円)/1ロット | $1(約132円)/1ロット |
上記のように、スタンダード口座なら1ロットの取引で16BBP、プロスプレッド口座なら6BBPのポイントがゲットできます。
貯まったBBPはボーナスに変換するだけでなく、「100BBP=1回」でガチャを回すこともできます。
BBPガチャについては以下の表が分かりやすいです。
- 1等:$5,000のクレジット
- 2等:$5,00のクレジット
- 3等:$100のクレジット
- 4等:$50のクレジット
- 5等:$23のクレジット
- 6等:$18のクレジット
- 7等:$10のクレジット
「100BBP=$16.666…」なので、6等以上がでればお得になります。
BigBossではこのようなユニークなキャンペーンも行っているので、面白い使い方もできそうです。
レバレッジの高さ・レバレッジ制限
レバレッジの高さ、レバレッジ制限についてはGemforexの方が使いやすいでしょう。
Gemforex | BigBoss | |
---|---|---|
最大レバレッジ | 5,000倍 | 1,111倍 |
一般口座のレバレッジ | 1,000倍 | 1,111倍 |
レバレッジ制限 | ~200万円:1,000倍 200万円~:500倍 | ~300万円:1,111倍 300~500万円:555倍 5000~1,000万円:200倍 1,000万円~:100倍 |
レバレッジの高さは1,000倍と1,111倍では大きな差はありませんが、証拠金によるレバレッジ制限はGemforexの方が緩いです。
Gemforexは証拠金が200万円を超えても、まだ500倍のレバレッジで取引できます。
一方BigBossは300万円の証拠金から一気に500倍に制限され、1,000万円を超えると100倍までレバレッジが低下します。
証拠金維持率に余裕を持たせたい方はGemforexがおすすめです。
ロット制限はBigBossの方が緩い
ロット制限は高いロットを張れる上級者トレーダーにしか関係がない話ですが、ロット制限を気にするならBigBossがおすすめです。
Gemforex | BigBoss | |
---|---|---|
最大ロット | 30ロット | 50ロット |
保有ポジション数 | 30ポジション | 制限なし |
先ほど「レバレッジ制限はGemforexの方が緩い」という話をしましたが、Gemforexはロット制限がやや厳しいので、レバレッジ制限の緩さを生かせない可能性があります。
スキャルピング制限もBigBossの方が緩い
BigBossではスキャルピングによる制限を一切設けていません。
というのも、BigBossはEquinix社の最強サーバーを採用しているため、約定力が強くサーバー負担を気にする必要がないからです。
一方で、Gemforexは原則スキャルピングOKとしていますが、一部の取引には制限がかかります。
- 事前申告なしで10ロット以上の取引を短期間に行う
- ロースプレッド口座で0.0pipsのスプレッドを意図的に狙ったトレード
このように、GemforexはスキャルピングをOKとしていながら、高いロットでのスキャルピングには制限をかけています。
上記の制限を受けてしまった場合、Gemforexは出金拒否や口座凍結の処分を下す可能性も少なくありません。
「1トレードで50ロットまで張れる」「約定力最強のサーバーを採用している」こと考慮すると、スキャルピングはBigBossの方がおすすめです。
スプレッドはややGemforexが狭い
スプレッドで比較してみると一般口座は互角ですが、低スプレッド口座ではGemforexの方が有利です。
それぞれの口座タイプで比較してみましょう。
一般口座でのスプレッド比較
Gemforex (オールインワン口座) | BigBoss (スタンダード口座) | |
---|---|---|
AUDUSD | 1.8 | 1.4 |
EURUSD | 1.7 | 1.5 |
GBPUSD | 2.2 | 2.7 |
USDJPY | 1.7 | 1.4 |
XAUUSD(GOLD) | 3.0 | 2.6 |
低スプレッド口座での比較
Gemforex (ノースプレッド口座) | BigBoss (プロスプレッド口座) | |
---|---|---|
AUDUSD | 0.3 | 0.6(1.5) |
EURUSD | 0.3 | 0.5(1.4) |
GBPUSD | 1.3 | 1.3(2.2) |
USDJPY | 0.3 | 0.4(1.3) |
XAUUSD(GOLD) | 2.1 | × |
Gemforexのノースプレッド口座は手数料がないため、スプレッド面ではBigBossよりも優秀です。
Gemforexでは過度なスキャルピングが禁止されているため、短期間に大量のトレードをするならBigBossも選択肢に入るでしょう。
一般的なトレードであれば、スプレッドはそのまま利益から抜かれてしまうのでGemforexの方がお得です。
GemforexとBigBossまとめ:どっちを使うべき?
ここまでGemforexとBigBossを9つの項目で比較してきました。
どちらの業者を利用するべきか、それぞれおすすめな人をまとめると以下のようになります。
Gemforexがおすすめな人
まず、Gemforexがおすすめな人は次のような人です。
- 口座開設ボーナスでリスクゼロでトレードしたい
- ノースプレッド口座の狭いスプレッドで取引したい
- EA・ミラートレードを使いたい
やはりGemforexのおすすめポイントはボーナスの豊富さにあります。
数万円の口座開設ボーナスから100%入金ボーナスまで、数多くのボーナスを用意しているため、少額から一気に稼ぐことも不可能ではありません。
その他、EAやミラートレードを利用したい人にもGemforexはおすすめできます。
BigBossがおすすめな人
続いてBigBossがおすすめな人は次のような人です。
- 信託保全制度を重視している
- スキャルピングの制限を受けたくない
- 高い約定力に魅力を感じる
BigBossは上記の特徴のほかに「ゼロカットシステムあり」「ロスカット水準20%」とスキャルピングに向いている業者といえます。
自分のトレードスタイルと業者の特徴を照らし合わせることで、業者選びの失敗はなくなるはずです。
今回紹介したGemforexとBigBossはどちらもおすすめできる業者なので、業者選びの参考になると幸いです。